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【国際】

外国人も集う場で惨劇 スリランカ連続テロ ホテル、教会…邦人も衝撃

爆発があった教会の前で警戒するスリランカ軍の兵士=ロイター・共同

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 【ニューデリー=共同】骨組みを残して屋根が吹き飛んだ教会。信者は血まみれで倒れ、悲鳴が辺りに響いた−。スリランカの最大都市コロンボや周辺の教会など計八カ所で二十一日、発生した連続爆発テロ。同日はキリスト教の復活祭(イースター)で、信者らが犠牲となった。高級ホテルも狙われた一連の惨事には複数の日本人が巻き込まれ、現地の日本人社会に衝撃が広がった。

 地元テレビの映像などによると、教会の外では信者とみられる人たちが、われを失った様子で立ち尽くしたり、泣き叫んだりしていた。教会の神父は、詰めかけた報道陣に「あまりに悲しい出来事だ」と沈痛な面持ちで語った。

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 現場の一つとなった聖セバスチャン教会は事件直後、ホームページに「私たちの教会が爆弾に襲われた。家族がいる人は助けに来てほしい」と救いを求める書き込みと、がれきに覆われた礼拝堂の写真を掲載した。あおむけに倒れた男性や別の負傷者を介抱しようとする信者、逃げ惑う人々が写っていた。

 コロンボ中心部にあり、多くの外国人観光客も利用する高級ホテルでは、玄関が爆発で大破。横たえられた遺体を覆う白いシーツをめくって警察官が身元を確認していた。いずれの現場でも治安要員が武装して警戒に当たっており、物々しい雰囲気に満ちていた。

 コロンボで日本語の情報誌を発行する神谷政志(かみやまさし)さん(36)=東京都出身=は、共同通信の電話取材に「約二年住んでいるがこんな大きな事件は初めてだ。(爆発があった)ホテルは日本人の出張者や観光客が利用する」と驚いた様子だった。

◆内戦終結後に邦人客ら増加

 【ニューデリー=共同】連続爆発テロで多数の死傷者が出たスリランカは、二〇〇九年五月に反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦が終結し、各国からの投資や観光客が増加していた。今年五月から半年間は、日本などを対象に観光ビザを無償化し、観光客をさらに呼び込もうとしていただけに痛手は大きい。

 スリランカは内戦終結後、観光客が毎年10%以上増え続け、一六年には二百万人を突破。日本からの直行便もあり、日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日本人観光客は年間五万人近くに達しているという。

 

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