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【国際】

正恩氏の訪ロ発表 北メディア 平壌出発、首脳会談へ

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 【北京=城内康伸、ウラジオストク=中村彰宏】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は二十三日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長がロシアをプーチン大統領の招きで訪問し、首脳会談を行うと報じた。北朝鮮メディアが正恩氏の訪ロ計画を伝えたのは初めて。

 二十三日午前、ロシア極東のウラジオストク国際空港に北朝鮮国営の高麗航空の臨時便二機が到着した。会談準備の人員や物資を運んだ可能性がある。

 正恩氏は北朝鮮の「後ろ盾」中国と同様に、「伝統的友好国」ロシアとの関係を深め、完全な非核化まで制裁を維持する方針のトランプ米政権をけん制する思惑があるとみられる。北朝鮮の最高指導者の訪ロは二〇一一年八月に故金正日(キムジョンイル)総書記がシベリアと極東地域を訪れて以来、八年ぶりとなる。

 朝鮮中央通信は具体的な日程や場所を伝えていないが、正恩氏は二十三日に平壌(ピョンヤン)を特別列車で出発し、ロシア側の国境近くの街ハサンを経て、極東ウラジオストクを訪れるとの観測が強まっている。

 ロシア紙コメルサントは正恩氏が二十四日にウラジオストクに到着し、プーチン氏と二十五日、ウラジオストクのルースキー島にある極東連邦大学で会談を行うと伝えた。同紙によると、正恩氏は同地に二十六日まで滞在し、地元の軍事歴史博物館や著名な劇場、パン工場などを視察する可能性があるという。

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は十九日、首脳会談の議題について「両国関係の発展と非核化、地域協力」と説明した。正恩氏は、極東地域の発展を念頭に置くプーチン氏との間で、ロ朝国境地域でのインフラ投資など経済協力も議論するとみられる。

 

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