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【国際】

テロ死者359人に スリランカ 当局、計58人を拘束

 【コロンボ=共同】スリランカのウィクラマシンハ首相は二十三日、連続爆破テロに関与した過激派について「爆弾を持ったまま逃走している者がいる。新たなテロの危険もある」と記者団に述べた。地元メディアなどが伝えた。当局はテロに関与した疑いで二十四日までに計五十八人を拘束したが、追跡できていない容疑者がいるもようで、テロの脅威は依然続いている。

 AP通信によると、警察当局は二十四日、連続爆破テロの死者が三百五十九人に上ったと明らかにした。

 一方、同国のシリセナ大統領は二十三日、テロを未然に防止できなかった警察や軍など治安機関の再編を一週間以内に実施する方針を表明。二十四時間以内に関係当局のトップを交代させると述べた。

 連続爆破テロでは教会の他、最大都市コロンボ中心部の三つの高級ホテルも標的に。首相は「さらにもう一つのホテルも狙われたが、失敗に終わった」と指摘した。

 テロ翌日の二十二日には、被害に遭った教会付近の車にあった爆発物が爆破処理され、バス乗り場でも八十七個の爆発物が発見されるなど、さらなる攻撃が画策されていた形跡もあった。

 インドメディアなどによると、連続爆破テロを実行した男らとみられる映像や写真が、インターネット上などで公開された。男らは黒ずくめの服を着て、過激派組織「イスラム国」(IS)の旗の前で人さし指を掲げてポーズ。一人を除きスカーフで顔を覆い、銃を抱えている男もいる。顔を出しているザフラン・ハシムという名の男が、リーダーと目されている。

 「血塗られた四月二十一日は、おまえらへの仕返しだ」とのテロップもあり、三月にニュージーランドで起きたモスク(イスラム教礼拝所)銃乱射事件への報復をにおわせているとも受け取れる。

 

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