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【国際】

北朝鮮、金英哲氏が交代 対米交渉物別れで?

金英哲氏 =UPI・共同

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 【ソウル=境田未緒】北朝鮮で対韓国政策を担当する朝鮮労働党統一戦線部長が、金英哲(キムヨンチョル)党副委員長から朝鮮アジア太平洋平和委員会のチャン・グムチョル委員に交代したと、韓国情報機関の国家情報院が韓国国会側に説明した。国会の情報委員会関係者が二十四日、明らかにした。

 金英哲氏は対米交渉も統括してきた。二月末のハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった責任を問われたという見方も出ているが、国情院は金英哲氏が党副委員長の肩書を維持しているため失脚と判断するにはまだ早く、「役割調整」があったとみているという。交代の時期などは不明。

 金英哲氏は、金正恩(キムジョンウン)党委員長の二十四日からの訪ロに同行していないが、今月十一日の最高人民会議で国務委員に再任されている。

 情報委関係者によると、チャン氏はこれまで韓国との民間交流事業などを担い、対米非核化交渉の経歴はないという。聯合ニュースは「五十代後半」と伝えている。金英哲氏は一九四五年生まれで、正恩氏の側近で軍出身の強硬派とされる。韓国の外交専門家からは、統一戦線部長がチャン氏に交代したことで、対米、対韓交渉が柔軟になるという期待が出ている。

 

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