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【国際】

バングラテロ犯と関係か スリランカ爆破関与の組織

 【コロンボ=共同】スリランカの国防担当の国務大臣は、同国で起きた連続爆破テロに関与したとされる地元のイスラム過激派組織について、日本人七人が死亡した二〇一六年のバングラデシュでのテロ実行犯グループとつながりがあることを明らかにした。インドメディアが報じた。南アジアにまたがるテロネットワークが構築されている可能性がある。

 AP通信によると連続爆破テロの死者は計三百五十九人に上り、テロ関連で計五十八人を拘束。自爆テロ犯は女一人を含む計九人。

 スリランカの国務大臣は、地元過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」が、インドの過激派「ジャマトゥル・ムジャヒディン・インディア(JMI)」と緊密なつながりがあると述べた。JMIはバングラデシュの過激派「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の分派。同国の首都ダッカで一六年のテロを実行したのも、JMBから分派した「新JMB」のメンバーだった。ダッカでのテロ後、当局による取り締まりが強化され、JMBが活動拠点をインドやスリランカに移す動きが出ているとも指摘されている。

 スリランカの連続爆破テロに関しては、インターネット上で公開されている実行犯とされる男たちの中で、ザフラン・ハシムという名の男が三年前にNTJのリーダーとなった。インド情報機関によると、この男がバングラデシュの過激派と電話で連絡を取っていたという。

 NTJの主要メンバーには香辛料商人の富豪の息子二人がおり、スリランカ最大都市コロンボの高級ホテル「シャングリラ」と「シナモングランド」でそれぞれ自爆したとの報道もある。

 コロンボの映画館近くでは二十四日、爆弾処理が行われた。コロンボなどでは犠牲者への弔意を示す白や黒の布が至る所に掲げられた。

 

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