東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「朝鮮半島安全は米次第」 正恩氏、ロ朝会談でけん制

26日、ロシア・ウラジオストクで、戦没者慰霊碑に献花する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=共同

写真

 【ウラジオストク=中村彰宏】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は二十六日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とロシアのプーチン大統領が二十五日に行った首脳会談の結果を伝えた。正恩氏は非核化交渉を巡り、「朝鮮半島の平和と安全は米国の態度にかかっている」と米国をけん制した。今後の米国の対応について「われわれは全ての状況に備える」と述べ、米国の譲歩を迫る方針を示した。

 正恩氏は、二月末にベトナムで開いた米朝首脳会談について「米国が一方的で非善意的な態度を取り、朝鮮半島情勢は膠着(こうちゃく)状態に陥り、原点に戻りかねない危険な状況に至った」と強調。段階的非核化を認めない米国の対応を改めて非難した。

 また、同通信は、正恩氏がプーチン氏に適切な時期の訪朝を求め、プーチン氏も快諾したと伝えた。正恩氏はプーチン氏との会談で、相互の理解と連携を密接にし、地域の平和と安全保障のための戦略的な共働を強化することで一致したという。

 正恩氏は二十六日午前、滞在先のウラジオストクで、第二次世界大戦の戦没者を慰霊する記念碑を訪れ、献花した。訪問は当初予定から約二時間遅れたが、理由は不明。

 タス通信などによると、正恩氏は、午前中の視察日程を一部キャンセルした。その後、ウラジオストク政府当局者との昼食会を行った。

 正恩氏は同日午後三時にも現地から北朝鮮に帰国する見通し。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報