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【国際】

中ロ首脳、協力強化確認 朝鮮半島問題 緊密に連携

26日、北京で「一帯一路」をテーマにした国際会議の開幕式に臨む中国の習近平国家主席(左)とロシアのプーチン大統領=共同

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 【北京=城内康伸】中国の習近平国家主席は二十六日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談を終え北京を訪れたロシアのプーチン大統領と会談、両首脳は朝鮮半島情勢などについて意見交換した。中国国営新華社通信が伝えた。北朝鮮の「後ろ盾」である中ロは協力強化を確認。「(北朝鮮の)核問題が複雑化する可能性がある」と、北京の外交筋は懸念する。

 中ロ首脳は今年で国交樹立七十周年に当たる両国関係を「戦略的パートナー関係は歴代最高水準」(プーチン氏)と評価。朝鮮半島問題などで緊密に意思疎通を図ることで合意した。

 二月の米朝首脳会談が事実上決裂し、米朝対話の先行きが不透明な中、プーチン氏と正恩氏は二十五日にロシア極東ウラジオストクで初会談。非核化問題での連携や両国関係の強化を確認した。ロシア外務省報道官は二十五日、ロ朝首脳会談について「米国外交の誤りを正す内容だった」と説明した。

 プーチン氏はロ朝首脳会談の結果について、習氏に説明。中ロ両国は北朝鮮が主張する段階的な非核化と国際社会による制裁の緩和を支持しており、中ロ首脳はこうした方針を再確認したとみられる。

 中国共産党の機関紙・人民日報系の環球時報は二十六日、制裁緩和に向け「中ロは協力を推し進めるべきだ」と主張した。

 北朝鮮は中ロとの関係を深めることで、米国をけん制する姿勢をさらに強めることになりそうだ。

 

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