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【国際】

IS、シナイ半島南部に 活動拡大か 陸自が隊員派遣中

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 【カイロ=奥田哲平】エジプト北東部シナイ半島でテロを繰り返す過激派組織「イスラム国」(IS)の傘下組織が系列メディアを通じ、半島南部に活動範囲を拡大する方針を表明した。南東部シャルムエルシェイクでは今月から、イスラエルとエジプト両軍の停戦監視活動を行う「多国籍軍・監視団(MFO)」の司令部に陸上自衛隊員二人が派遣されている。

 ISに忠誠を誓う「ISシナイ州」は、二〇一四年ごろから半島北部で治安機関を標的にしたテロを続ける。一方、リゾート地の多い南部は治安維持が徹底され、テロはほとんど起きていない。日本政府はMFO派遣に際し、半島南部は比較的治安が安定していると説明している。

 だが、十二日に南西部オユンムーサの検問所で襲撃があり、治安部隊が実行犯二人を殺害。十八日付の機関誌でISは「聖戦士が南部に入るのに成功した」と主張した。観光業への打撃を与える狙いとみられる。シナイ半島では二〇一五年にロシア旅客機が墜落し二百人以上が亡くなるテロがあった。

 

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