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【国際】

ベネズエラ 野党側、政権掌握ならず 議長の思惑外れか

 【ニューヨーク=赤川肇】南米ベネズエラからの報道によると、マドゥロ大統領に代わる暫定大統領に名乗り出た野党指導者グアイド国会議長が四月三十日朝に呼び掛けた蜂起は、野党側の武装隊員数十人と政権側の治安部隊が首都カラカスで衝突、一部の反政府デモが暴徒化した。しかし、グアイド氏側の政権掌握には至らず、同日午後までに沈静化したもようだ。

 ロイター通信は「軍指導部の離反を示す具体的な兆候はない」と伝えた。

 グアイド氏は三十日午後、ツイッターに「われわれには権力の簒奪(さんだつ)を必ず止める力がある。制止不能なプロセスの最中だ」と書き込み、マドゥロ氏の追い落としに向けて国民や軍に決起を呼び掛けた。一方、ベネズエラのモンカダ国連大使は国連本部で記者会見し「マドゥロ政権は混乱を起こす全ての試みを打ち負かした」と強調した。

 ポンペオ国務長官は米CNNテレビで、マドゥロ氏が三十日朝の騒乱を受けて国外脱出しようとしたが、「ロシアの指示」で翻意したと主張。トランプ米大統領はツイッターで、キューバの軍や民兵がマドゥロ政権側を軍事支援していると批判し、「(キューバが)死やベネズエラ憲法の破壊を招く行動を即座にやめなければ、十分かつ完全な禁輸措置や制裁を科す」と述べた。

 

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