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【国際】

北朝鮮飛翔体「ロシア製に酷似」 韓国専門家 改良弾道ミサイルか

4日、北朝鮮が発射した飛翔体=朝鮮中央通信・共同

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 【ソウル=中村彰宏】韓国国防省は七日、北朝鮮が四日に発射した飛翔(ひしょう)体が、十〜二十発だったと明らかにした。また韓国軍参謀本部は七日、このうち数発の高度が二十〜六十キロに達したと発表。詳細を「分析中」としているが、専門家の間では新型の短距離弾道ミサイルとの見方が強く、韓国内では防衛システムを不安視する声も出ている。

 北朝鮮が発射した飛翔体は、一部の外見や発射車両がロシア製の高性能短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に酷似し、これを改良した新型兵器と推測される。イスカンデルの高度は五十キロとされ、北朝鮮が発射した飛翔体の一部とも合致する。イスカンデルと同等の性能であれば、迎撃が難しい上に推定射程は韓国全土に及び、韓国や在韓米軍に深刻な脅威となる恐れがある。

 短距離弾道ミサイルの場合、射程の長短にかかわらず弾道ミサイル発射を禁じた国連安全保障理事会の決議にも違反する。

 米国や韓国は、弾道ミサイルかどうかへの言及を避けているが、北朝鮮との対話を優先したい意向のためとみられる。一方、韓国紙朝鮮日報は七日、韓国軍が詳細を把握できていないとして「北朝鮮の核・ミサイルへの韓国軍の対応能力に深刻な問題があるのではないか」と指摘した。

 

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