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【国際】

英、23日に欧州議会選投票 離脱問題 合意案の承認難航

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 【ロンドン=藤沢有哉】英国のメイ政権は七日、欧州連合(EU)各国で二十三〜二十六日に実施される欧州議会選挙に参加すると明かした。EUとの離脱合意案が英議会で承認されるめどが立たず、選挙前のEU離脱は困難と判断した。英国は二十三日に選挙を行う。英メディアが伝えた。

 事実上の副首相のリディントン内閣府担当相が英メディアに「(合意案の批准などの)手続きを欧州議会選前に終えるのは不可能だろう。英国は選挙に参加する」との認識を説明。「英国の議員が実際には議会に参加しない状況にしたい」と、改選後の議会が招集される七月二日までのEU離脱を目指す考えを述べた。

 首相官邸の報道官も「メイ首相は、英国が欧州議会選を行うことを遺憾に思っている」と語った。

 英国のEU離脱を巡り、EUは四月の特別首脳会議で離脱期日を十月末に再延期することを決定した。だが、合意案の批准による離脱が欧州議会選までに実現しない場合は選挙への参加を義務付け、参加しなければ六月一日に「合意なき離脱」に陥るとした。

 合意案の英議会での承認を目指すメイ氏は、最大野党・労働党と新たな離脱方針を協議しているが妥結していない。欧州議会選への参加は離脱問題の長期化につながる可能性があり、与党・保守党の強硬離脱派が反発を強める恐れがある。

 

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