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【国際】

日米、弾道ミサイルと断定 9日の飛翔体 国連決議違反

 【ワシントン=金杉貴雄】米国防総省は九日(日本時間十日)、北朝鮮が同日発射した飛翔体(ひしょうたい)は、複数の弾道ミサイルだったと断定した。日本政府も「短距離弾道ミサイルとみられる」と認めた。弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議違反となり、非核化交渉が進まない中、朝鮮半島は再び緊張の度合いを増す恐れがある。

 トランプ大統領は九日、ホワイトハウスで記者団に、発射を繰り返す北朝鮮について「彼らは(米国との)交渉の準備ができていないようだ」といら立ちを示した。北朝鮮は九日午後、北西部の平安北道亀城(ピョンアンプクトクソン)から短距離ミサイルと推定される飛翔体を一発ずつ、計二発を発射。国防総省の分析では、発射されたのは弾道ミサイルで、東方に三百キロ以上飛行し、海上に着弾したという。

 トランプ氏は、北朝鮮の発射について「われわれはまさに今、とても深刻に見守っているところだ。射程の短いミサイルだが、誰も幸せではない」と不快感を示した。

 一方で「彼らは交渉したいのは知っている。交渉しようとしている」とも強調。北朝鮮が、非核化と制裁解除を段階的に進める交渉に応じない米国をけん制しようとしているとの見方を示した。

 北朝鮮が四日にミサイルとみられる飛翔体を発射した際には、トランプ氏は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を念頭に「彼は約束を破りたくない。取引は行われるだろう」と投稿。米朝交渉継続のために批判を避け、配慮する姿勢をみせていた。

 

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