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【国際】

中国人富豪が最高額賄賂 米名門大の不正入学に7億円

 【ロサンゼルス=共同】米名門大学を舞台にした大規模な不正入学事件で、中国人の富豪が娘のスタンフォード大への入学時、ブローカー役の米国人の男=公判中=に六百五十万ドル(約七億一千万円)を支払っていたことが十一日までに判明した。米メディアによると、米国での不正入学で明らかになった賄賂としては最高額。事件拡大に驚きが広がっている。

 米メディアによると、中国人の富豪は声明で支払いを認めた上で「(被告から)学生の奨学金などに充てられる寄付金と説明された。だまされた」と釈明した。現段階で米当局の訴追対象となっていないが、二〇一七年に入学した娘は既に退学処分となった。

 事件では、別の中国人の親が娘のエール大への入学時に百二十万ドルを支払ったことも発覚。起訴された女優二人や企業幹部など約三十人の親たちが支払っていたのは四十万〜二十五万ドルで、中国人の親が支払った金額の大きさが際立っている。米連邦検察はカリフォルニア州で進学相談会社を営んでいたブローカー役のウィリアム・シンガー被告や学校関係者、約三十人の親などを含む五十人を起訴。裁判が続いている。

 同被告は関係者に賄賂を渡し、入試で解答を書き換えさせたり、優秀なスポーツ選手の特別枠を悪用したりしていた。

 

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