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【国際】

アルバニアで反政府デモ 首相府入り口に火炎瓶

 【ベルリン=近藤晶】西バルカン諸国のアルバニアの首都ティラナで十一日、数千人規模の反政府デモが行われ、一部デモ隊が首相府の入り口に火炎瓶を投げ付けるなど騒然となった。ロイター通信によると、十数人の警官と数人のデモ参加者が負傷した。

 アルバニアでは、与党の選挙不正や汚職疑惑などを巡り、二月以来抗議デモが続いている。

 デモ隊は「われわれは欧州のアルバニアを求める」などと叫び、ラマ首相の辞任と解散総選挙を改めて要求。首相府前から移動した議会近くでも火炎瓶を投げ付け、警察は催涙ガスと放水で応戦した。

 野党側はラマ政権が二〇一七年の選挙で不正を行った疑いがあり、汚職にまみれていると主張。政府側は否定している。野党民主党のバシャ党首は「われわれは、アルバニアを犯罪や腐敗から解放するという使命を持ってここにいる」と通りに集まった数千人の群衆に訴えた。一方、ラマ氏は「アルバニアに損害を与えた」と暴力を非難した。

 欧州連合(EU)の欧州委員会は昨年四月、アルバニアに加盟交渉を開始するよう勧告。ラマ政権の正統性を認めるEUは、議会のボイコットを続ける野党に対し、議会に復帰し、六月三十日の地方選に参加するよう求めた。

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