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【国際】

NYで「自由」の文化伝える 女神像博物館あすオープン

14日、ニューヨークで、自由の女神像博物館に移設されたオリジナルのトーチ。窓越しに自由の女神像を望む

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 【ニューヨーク=赤川肇】米ニューヨークの世界遺産「自由の女神像」があるリバティー島に「自由の女神像博物館」が完成し、十四日に報道関係者向けの内覧会があった。「万国共通の偶像」として女神像の成り立ちや役割を伝える観光や教育の拠点となる。十六日午後から一般公開される。

 博物館は二千四百平方メートル。大型スクリーンを使った十分間の映画では、フランスから女神像が贈られた経緯や製作過程を往時の画像や資料とともに紹介し、ニューヨーク湾に入る移民を見守る「自由の象徴」などとして国境を越えた偶像の歴史をひもとく。

 ギャラリーは、女神像の製作に使われた木づちや型枠、世界の人々が女神像をモチーフに自由を訴えてきた運動の歴史を紹介。来館者がタッチパネルを操作し、それぞれの「自由」を考える電子展示も。一九八〇年代まで百年にわたり風雪に耐えた銅製のトーチ(たいまつ)も置かれ窓の向こうにそびえる女神像の後ろ姿と重ねて眺められる。

 入館無料だが、島に渡るにはフェリーの乗船券が必要。館内では日本語を含む十三カ国語に対応した携帯解説装置を借りられる。

 米国立公園局によると、リバティー島には年四百三十万人が訪れるが、展示施設がある女神像内に入れるのは二割だけだった。公園局で女神像の責任者を務めるジョン・ピルツェッカー氏は博物館について「島に来た全ての人たちに開かれた素晴らしい贈りものだ」と話している。

歴史を紹介する映像コーナー=いずれも赤川肇撮影

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