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【国際】

バグダッド中心部に被弾 ロケット弾1発 旧米軍管理区域

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 【カイロ=奥田哲平、ワシントン=岩田仲弘】ロイター通信によると、イラクの首都バグダッド中心部の「グリーンゾーン」(旧米軍管理区域)に十九日夜、ロケット弾一発が撃ち込まれた。被害は確認されていない。今のところ犯行声明はなく、何者が関与したかは分かっていないが、情勢が緊迫化する恐れがある。

 警備が厳重なグリーンゾーンには、米国大使館を含む外国公館や政府機関が集中する。イラク軍の発表では、ロケット弾がグリーンゾーン東郊から発射されたとの情報に基づき捜索したところ、発射装置が見つかった。

 イラクは過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を通じてイランの影響力が強まり、駐留米軍を置く米国とイランが対立する最前線の一つ。昨年九月にもグリーンゾーンや南部バスラの米領事館周辺で、何者かによるロケット弾による攻撃があった。

 米国は、親イランのイスラム教シーア派民兵組織がイラクに駐留する米軍などを狙った攻撃を仕掛ける「脅威」があるとして、十五日に公館職員の一部に国外退避を指示。米石油大手エクソンモービルも十八日にバスラの油田に駐在する外国人従業員を国外に退去させた。

 トランプ米大統領は十九日、「もしイランが戦いたいなら、イランは正式に終わる。米国を決して脅すな」と、ツイッターに書き込んだ。十九日夜のバグダッドのロケット弾攻撃を念頭に置いているかは不明。

 トランプ氏は十六日、記者団から「米国はイランと戦争することになるのか」と聞かれた際には、「そうならないことを願う」と答えていた。

 

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