東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

欧州議会選、投票開始 まず英・オランダで 極右勢力の伸長焦点

 【パリ=竹田佳彦】欧州連合(EU)の将来を左右する欧州議会選挙(定数七五一)が二十三日、英国とオランダで始まった。二十六日にかけて、加盟全二十八カ国で実施される。極右などEU懐疑勢力が各国で支持を広げる中、欧州統合をめぐり、有権者約四億人が審判を下す。

 各種世論調査によると、主権重視を求め、EUの寛容な移民政策に反発する極右などの反EU勢力が伸長する見通し。欧州議会の33%に達してまとまれば、一部の立法・外交手続きで、議案の阻止や修正要求が可能。これまでの統合強化路線は見直しを迫られ、EUが機能不全に陥る懸念もある。

 親EUの二大会派は一九七九年の初選挙後、初めて合計で過半数を割るとみられる。すでに他会派との大連立が取り沙汰されるが、影響力低下は避けられないとみられる。

 各国の極右勢力などは、欧州議会選を足掛かりに国内での影響力拡大も目指してEUだけでなく各国の政治が不安定化する可能性もある。

 欧州議会選は加盟国単位で実施し各国の議席数は人口に応じて設定。三月末の英国のEU離脱で定数を七〇五に削減予定だったが、離脱延期に伴う参加で七五一のまま実施した。前回二〇一四年の投票率は42・6%。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報