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【国際】

メイ英首相の後任 離脱派か残留派か

 【ロンドン=沢田千秋】メイ英首相の後任には、強硬離脱派のジョンソン前外相らが名乗りを上げる。英メディアが有力候補に挙げる議員では、労働党に妥協したメイ氏への反発から離脱派が多数を占める。

 このうち最有力のジョンソン氏は、二〇一六年までロンドン市長を務め、同年の国民投票では離脱派をけん引。キャメロン前首相の辞任後、首相就任が期待されたが、立候補せずメイ内閣の外相に就任した。しかし、メイ氏とEUが交わした離脱協定案に反発し、昨夏に辞任した。

 EUの経済ルールに縛られるよりは、一切の合意なしに離脱する姿勢で、三月の採決では「合意なき離脱」に投票した。ジョンソン氏が首相に就任すれば、十月末の合意なき離脱の可能性が高まるとされており、英メディアは最有力候補とみる。

 ジョンソン氏の後任に就いたハント外相も二十四日、党首選への立候補を表明した。国民投票では残留に投じており、離脱を巡り分裂した党内の調整に腐心してきた。日本での留学経験があり、日本語が話せる初の英外相ともいわれる。

 ほかに、離脱派だが合意なき離脱に反対するスチュワート国際開発相が立候補を表明。英ブックメーカー「ユーガブ」では、ジョンソン氏に続き、強硬離脱派のラーブ前離脱担当相の人気が高い。

 保守党の党首選は、第一段階で、国会議員による投票が行われ、最少得票の候補者を除外しながら、候補者が二人となるまで繰り返す。第二段階で、全国の保守党員が二人の候補者に投票して決する。

 期間は一カ月以上を要するため、新党首は七月下旬から始まる英議会の夏季休会前に選任される見通しだ。

 

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