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【国際】

ロシア疑惑捜査 モラー氏退任 「トランプ氏潔白確信ない」

29日、ワシントンでロシア疑惑の捜査について話すモラー米特別検察官=AP・共同

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 【ワシントン=岩田仲弘】トランプ米政権のロシア疑惑を捜査してきたモラー特別検察官は二十九日、司法省で一連の捜査の終結を正式に宣言するとともに、特別検察官を退任すると表明した。大統領による司法妨害に関しては「もし私たちが、大統領が罪を犯していないとの確信があれば、(四月に公表した)捜査報告書にそう書いていた」とし、完全には潔白ではないとの認識を示した。一方で、司法省の方針として「大統領の罪を問うことは違憲であり、選択肢になかった」とも述べた。

 モラー氏が二〇一七年五月に捜査に着手して以来、公の場で意見を表明するのは初めて。モラー氏は「報告書がすべてを物語っている」と強調し、今後自ら積極的には議会で証言しない姿勢も示した。

 ロシアによる一六年米大統領選への介入については、民主党のクリントン陣営に対して「複数の組織的な試みがあった」などと重ねて強調。一方で、ロシアとトランプ陣営との共謀を罪に問うには「証拠不十分だった」と結論づけたこともあらためて示した。

 トランプ米大統領はモラー氏の会見を受け、「報告書と何も変わらない。証拠が不十分であることは、われわれの国では無罪ということだ。捜査は終わった」とツイッターに書き込んだ。

 

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