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【国際】

プーチン大統領への「配慮」40ポイント分? 支持率30%→再調査で72%

 【モスクワ=栗田晃】ロシアで5月下旬に発表されたプーチン大統領への信頼度が2006年以降、最低の30%に低下した世論調査結果が波紋を広げている。政権からのクレームにより、急きょ方式を変えて再調査したところ、数字は70%超に急上昇。昨年の年金受給年齢引き上げから続く、プーチン氏の支持率低下に敏感な政権側への配慮があらわになった。

 ロシア政府系の「全ロシア世論調査センター」は06年から毎週、「どの政治家を信頼するか」と尋ねる調査を実施。最新の5月26日の調査では、プーチン氏との回答は30.5%で、1年前から15ポイント以上減少した。

 過去最低がニュースになると、ペスコフ大統領報道官は、詳細な分析を要請。同センターは31日、「プーチン大統領を信頼するか」と名前を挙げる質問形式で全国の1600人に再調査、72.3%から「信頼する」との回答を得たと発表した。

 従来の質問形式でも、ウクライナ南部クリミア半島併合直後の14年5月には70%を記録、人気低下は顕著だが、同センターのフョードロフ所長はインタファクス通信に「プーチン氏の支持率低下を巡る議論は意味がない。問題は終わりだ」と語った。

 

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