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【国際】

現職トカエフ氏、当確 カザフ大統領選 反対集会500人拘束

9日、カザフスタンのヌルスルタンで、投票後に記者団の質問に答えるトカエフ大統領=共同

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 【モスクワ=栗田晃】中央アジア・カザフスタンで、旧ソ連末期から三十年君臨したナザルバエフ前大統領(78)の辞任を受けた大統領選が九日、投開票された。タス通信などによると、出口調査の結果、ナザルバエフ氏の後継候補、現職のトカエフ大統領(66)が約七割を得票し、当選を確実にした。

 中央選管によると、投票率は約77%だった。前上院議長のトカエフ氏は過去、首相、外相も歴任し、ナザルバエフ氏の腹心的存在だ。三月、電撃的に辞任表明したナザルバエフ氏から後継指名され暫定的に大統領に就任。来年に予定されていた大統領選を前倒しした。

 選挙には七人が立候補したが、トカエフ氏以外の有力候補はおらず、公正さを疑う声もあった。アスタナから名称変更された首都ヌルスルタンと南部アルマトイでは九日、投票ボイコットなどを呼び掛ける反政権集会が行われ、内務省によると五百人以上が警察に拘束された。

 ナザルバエフ氏は与党党首、安全保障会議議長の職は譲らず、依然として強い影響力を維持。トカエフ氏も外交政策ではロシアとの関係を重視しつつ、中国、欧米とのバランスもとる外交方針を引き継いでいくとみられる。

 

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