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【国際】

「子供を撃つな」 母親が怒りの声

14日夜、香港島の公園で、「私たちの子供を撃つな」と書かれたプラカードを手に政府の強硬姿勢に抗議する参加者たち=浅井正智撮影

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 【香港=浅井正智】香港から犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正をめぐり、抗議デモに参加する若者たちの母親数千人が十四日夜、香港島の公園で集会を開いた。母親たちは「暴力を振るったのは子供たちではない。政府の方だ」と非難し、改正案の撤回と政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官の辞任を求めた。

 八十人近い負傷者を出した十二日のデモの後、子供たちのために行動を起こしたいと集会を計画。参加者は「子供を撃つな」などと書かれたプラカードを手に、デモ参加者の排除で催涙弾やゴム弾を使用した政府を非難した。発起人の女性は「あの日は人生で最も怒りを感じた日。香港の母親は優しくて強い。もう子供たちを一人にはしない」と声を張り上げた。別の女性は「警察が暴力を振るう様子に天安門事件を思い起こした。しかし私たちは(事件で子供を失った遺族で組織する)『天安門の母』にはなりたくない」と訴えた。

 

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