東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「大聖堂は生きている」 ノートルダム寺院、火災後初のミサ

 【パリ=共同】パリ中心部の世界遺産ノートルダム寺院(大聖堂)で、四月の大火災から二カ月となる十五日、火災後初のミサが執り行われ、オプティ・パリ大司教は「大聖堂は今も生きている」と世界に訴えた。安全上の理由で参加者は聖職者ら約三十人に限定された。

 ミサは、被害を免れた小聖堂で行われた。依然、建物の保全作業は続いており、参加者は全員作業用ヘルメットを着用。カトリック系の放送局がテレビとインターネットで生中継した。終了後、オプティ大司教は記者会見で「感動的で、希望を感じさせる時間」だったと述べた。

 火災後も多くの観光客やカトリック信者が寺院周辺を訪れており、パリ司教区は、寺院がささげられた聖母マリアの像を設置した祈りの場を寺院前の広場につくり、信徒らを迎える考え。

 寺院は四月十五日の火災で尖塔(せんとう)や木造の屋根組みが焼け落ちた。天井の崩壊を防ぐために梁(はり)を巡らす作業や、落ちた屋根組みなどの残骸の搬出がなお続いている。こうした作業はまだ数カ月かかるとみられ、地元紙パリジャンは修復工事が始まるのは来年初めとなる見通しだと伝えた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報