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【国際】

香港、過去最大デモ 200万人、条例案撤回求め

16日、逃亡犯条例改正案の完全撤回を求めるデモ隊で埋め尽くされた香港中心部の道路=浅井正智撮影

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 【香港=浅井正智】香港の民主派団体は十六日、香港の中心部で犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回などを求める大規模デモを行った。香港政府が前日に改正案の審議延期を発表したが、デモ隊は「あくまで撤回を求める」と主張。主催者は同日夜、約二百万人が参加したと発表し、九日のデモを超える過去最大の規模となった。

 デモ隊は香港島のビクトリア公園に集結。幹線道路は人で埋め尽くされ、出発点近くの地下鉄銅鑼(どら)湾駅は入場が制限された。

 参加者は社会の混乱を招いたとして、政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官の辞任も要求。「悪法撤回を」「林鄭は辞めろ」などのスローガンを叫びながら、中心部の幹線道路を練り歩いた。

 参加した男性会社員(31)は「われわれの意思を見せることで香港がまだ民主的で、『一国二制度』が生きていることを示したい」と話した。

 大学を卒業したばかりの女性(24)は、多数の負傷者が出た十二日のデモを、政府が「暴動」と決めつけたことに、「若者は自由のためにデモをやっただけ。暴力を振るったのは警察だ」と強く非難した。

 

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