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【国際】

世界の核弾頭4%減 国際平和研が推計 北朝鮮、中国は増加

 【ロンドン=共同】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は十七日、今年一月時点の核弾頭総数が世界で最大一万三千八百六十五個となり、昨年から六百個(約4%)減ったとの推計を発表した。世界での減少傾向は続いているものの、米国とロシアを中心に核兵器近代化への動きに懸念を示した。

 世界での減少傾向の主因には、全体の約九割を占める米ロが新戦略兵器削減条約(新START)の下で戦略核弾頭を減らしたことを挙げた。

 ただ米国が中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄を決め、両国間の軍備管理体制は危機に直面。SIPRIは二〇二一年に期限を迎える新STARTの延長にも悲観的な見通しを示した。

 北朝鮮については、昨年一月時点で最大二十個とみていた核弾頭の製造能力が今年一月時点では二十〜三十個に増強されたと推定。「核開発計画を、なお安全保障政策の根幹と位置付けている」とみる一方、計画や活動内容が「極めて不透明」だと指摘した。

 核弾頭保有数の最多はロシアの六千五百個で、六千百八十五個の米国、三百個のフランス、二百九十個の中国などが続いた。中国とパキスタン、イスラエルは、それぞれ前年より増加させた。

 北朝鮮の核に関する情報は不確実なため、世界全体の推計総数には含まれていない。

 

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