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【国際】

香港デモ、行政長官が謝罪 条例問題 沈静化は見えず

17日、香港中心部の政府庁舎前で、「逃亡犯条例」改正案の撤回や林鄭月娥行政長官の辞任を求め警察官(手前)とにらみ合うデモ隊=共同

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 【香港=浅井正智】香港から犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めたデモの拡大を受け、香港政府は十六日夜、「香港社会に大きな矛盾と紛争をもたらし、多くの市民に失望と心痛を与えたことをおわびする。誠意と謙虚さをもって批判を受け入れる」とする林鄭月娥(りんていげつが)行政長官の声明を発表した。

 ただ、政府は改正案の審議を延期すると発表した一方、「撤回しない」と明言しているため、沈静化は見通せていない。

 十六日の大規模デモは、主催者側が参加者二百万人近くと発表。香港で過去最大の規模となった。一方、警察はピーク時で三十三万八千人だったとしている。この数字は特定の路線だけで計算した人数という。

 デモは同日深夜に終了したが、一部参加者が十七日朝まで政府庁舎近くなどに座り込み、退去を求める警官とにらみ合いになった。

 現場では約三百人が夜を明かした。午前七時ごろ警官が到着し、道路占拠を解いて歩道に移るよう説得。これに対し、ヘルメットとマスクを着用した若者らが退去を拒否したため、政府庁舎は一時閉鎖を余儀なくされた。若者らは同日昼になり、市民生活への影響などに配慮するとして占拠を解除した。

 

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