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【国際】

米朝交渉の打開焦点 習主席が初訪朝

中国の習近平国家主席の北朝鮮訪問を歓迎する社説を1面に掲載した20日付の労働新聞=コリアメディア提供・共同

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 【北京=城内康伸】中国メディアによると、習近平(しゅうきんぺい)国家主席(中国共産党総書記)は二十日午前、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)に空路で到着、二日間の公式訪問を開始した。滞在中、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談し、中朝の伝統的友好関係を一層強化する。中国共産党は朝鮮半島問題の「新たな進展」を図ると強調しており、非核化を巡る米朝交渉が停滞する中、事態打開につながるかが焦点だ。

 習氏の訪朝は二〇一三年の国家主席就任から初めてで、中国指導者としての訪朝は十四年ぶり。中朝は十月に国交樹立七十年を控えており、北朝鮮による盛大な歓迎行事が予想される。

 労働党機関紙・労働新聞は二十日、社説で「兄弟的中国人民の温かい親善の情を胸にわが国を訪れる習近平同志を、わが人民は熱烈に歓迎する」と、訪朝に期待を表明した。

 中国共産党は「朝鮮半島情勢について一層の意見交換を行う」と説明。習氏は十九日付の労働新聞に寄稿し「地域の恒久的な安定を実現する遠大な計画を一緒に作成する用意がある」と強調した。

 習氏は今月下旬に大阪で開かれる二十カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせ、トランプ米大統領と会談する予定。米朝交渉の再開を促すとみられる。一方、正恩氏は中国を後ろ盾として、制裁を堅持する米国をけん制する構えだ。

 

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