東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

日米安保破棄に言及か トランプ氏、片務的と不満

 【ワシントン=金杉貴雄】米ブルームバーグ通信は二十四日、トランプ米大統領が最近、私的な会話で、日米安全保障条約を不平等だと思うとして、破棄に言及したと伝えた。複数の匿名関係者の話として報じている。

 日本が米国の防衛に駆け付ける義務がないのは「一方的すぎる」との不満を語ったという。ただ、トランプ氏は条約破棄に向けた具体的な行動は取っておらず、政府当局者も「全くありそうもない」と話しているという。

 また「沖縄の巨大な基地の移設」は「米国からのある種の土地収奪」だとする独自の論理で、移転する米軍のために経済的な補償を求める考えも示したという。米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設などが念頭にあるとみられる。土地は開発価値があり「不動産は百億ドル(約一兆一千億円)ほどの価値がある」と語ったという。

 日米安保条約は、在日米軍基地を含む「日本の施政権下への武力攻撃」に日米両国がそれぞれ対処するように定める一方、日本は米軍への基地提供義務を負っている。また、日米地位協定では「いずれか一方の要請があるときは、基地の提供を再検討し返還を合意できる」と定めている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報