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【国際】

食品輸入規制 撤廃促す G20 首相、EU大統領と会談

 安倍晋三首相は二十七日、二十カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため大阪入りし、欧州連合(EU)のトゥスク大統領らと会談した。二十八、二十九両日のG20サミットの成功に向けた協力を要請した。夜には中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席と夕食を交えた会談に臨む。

 首相は会談の冒頭、トゥスク氏に対し「G20メンバーが団結をし力強いメッセージを発信することが重要だ」と呼び掛け、EUの日本産食品に対する輸入規制撤廃を促した。会談では、英国のEU離脱について協議する可能性がある。日本は、日系企業や世界経済に悪影響を与えかねないとして、英国の「合意なき離脱」には反対の立場だ。

 首相は会談に先立ち、出発前の羽田空港でG20サミットに関し「自由貿易の推進やデジタル経済のルール作り、環境・地球規模課題への貢献や女性の活躍について、G20として力強いメッセージを発出したい」と記者団に語った。

 中国国家主席の訪日は、二〇一〇年十一月に横浜市内で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に当時の胡錦濤(こきんとう)国家主席が出席して以来。約八年七カ月ぶりの中国トップの訪日を契機に「正常な軌道に戻った日中関係」(外務省幹部)を、一層前進させることを目指す。習氏は今月、北朝鮮を訪れ金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。会談では北朝鮮の非核化に向けて意見を交わすとみられる。

 首相は二十八日にトランプ米大統領、二十九日にロシアのプーチン大統領との会談も予定している。

  (篠ケ瀬祐司、中沢穣=習主席同行)

 

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