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【国際】

LGBT 権利擁護訴え NY 50年の節目、15万人行進

6月30日、米ニューヨーク・マンハッタンで、性的少数者(LGBT)らの権利擁護を訴えて行進する人たち=赤川肇撮影

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 【ニューヨーク=赤川肇】米ニューヨーク市中心部で六月三十日、同性愛者ら性的少数者(LGBT)の権利擁護を訴える毎年恒例のデモ行進があった。過去最多とされる推定十数万人が参加。LGBTの市民権運動を世界に広げた「ストーンウォールの反乱」から五十周年の節目を祝った。

 今年は名だたる大企業が協賛する恒例の「ニューヨーク市プライド行進」が世界規模の「ワールドプライド」として十五万人規模で実施されたほか、デモの商業化や娯楽化、大規模化を嫌う人々が一万人規模の「解放行進」を独立して行うなど分裂模様となった。

 参加者は多様性を象徴する虹色の小旗や「ストーンウォールは終わっていない」「沈黙しない」と書いた看板などを手に、気温三〇度前後の街を歩いた。

 約五百キロ離れた南部バージニア州から解放行進に駆けつけた男性(21)は「誰もが解放されるまでプライドは持てない」と手書きした段ボール紙を掲げ、同性の恋人と手をつなぎながら三時間にわたり声を上げた。「まだ私たちは自らの権利のために立ち上がり、闘わなければ」と力を込めた。

 一九六九年六月二十八日に起きた反乱は、市内のゲイバー「ストーンウォール・イン」で発生。同性愛者らへの酒の提供を禁じた当時の法律に基づく市警の対応に客らが反発し、六日間に及ぶ断続的な暴動に発展した。

 

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