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【国際】

トランプ氏「米は今、最強だ」 独立記念日式典 軍事イベント化

 【ワシントン=岩田仲弘】トランプ米大統領は四日、独立記念日に合わせてリンカーン記念堂前で演説した。最新鋭の戦車を前に「米国は今、最強だ」などと愛国心を鼓舞し、演説中に戦闘機のデモ飛行が繰り返されるなど、軍事色の濃い式典となった。

 トランプ氏は「アメリカに敬礼」と題したイベントで約一時間演説し、「建国の父たちを励ました米国の精神は、全ての愛国者に脈々と引き継がれている」と強調。「国民一人一人が大胆さと勇敢な抵抗心、勇気と信頼、卓越さと冒険心、忠誠と愛を兼ね備えた結果、歴史上最も優れた国家を築き上げた」と訴えた。

 独立戦争以来の軍の活躍をたたえ、大統領専用機「エアフォースワン」をはじめ、陸、海、空軍と海兵隊、湾岸警備隊の戦闘機やヘリコプターがデモ飛行し、最後は海軍のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」が締めた。

 一方、十九世紀に奴隷制廃止論を訴えた黒人のフレデリック・ダグラスや、公民権運動指導者キング牧師をたたえるなど融和姿勢もアピール。アポロ11号が世界初の月面有人着陸を達成してから五十年になるのを踏まえ、近い将来に「火星に米国旗を立てる」とも述べた。

 独立記念日は米国民が建国の理念を思い起こすとされる祝日で、式典で大統領が演説するのは異例。式典にはペンス副大統領やエスパー国防長官代行、ダンフォード統合参謀本部議長らも出席。ホワイトハウスや共和党全国委員会がVIP席を設け、軍関係者や党の大口寄付者らを招いたため、野党民主党などは式典を政治利用していると反発している。

 

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