東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「強烈な不満」中国撤回要求

 【北京=中沢穣】中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は九日の定例記者会見で、「中国の主権と安全に損害を与える行為であり、強烈な不満と反対を表明する」と反発し、武器売却の撤回を要求した。また耿氏は、すでに米国に対し厳重に抗議したと明らかにし、「外部の干渉に反対する中国政府と人民の強い意思を甘く見るべきではない」と訴えた。

 中国は貿易協議では一定の譲歩に応じる姿勢を見せている一方、台湾や南シナ海問題など「核心的利益」と位置づける領域では強硬姿勢を強調している。魏鳳和(ぎほうわ)国防相は六月、台湾への関与を深める米国に言及した上で「だれかが台湾を中国から分裂させようとするなら、いかなる犠牲も惜しまず戦い抜く」と主張した。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は社説で「(武器売却でも)人民解放軍の台湾軍に対する圧倒的優位は変わらない。台湾問題では大陸が主導権を握っている」と指摘した。独立志向の強い台湾の与党・民進党の支持率が回復傾向にあることを念頭に、「台湾当局が独立に向かわない限り、両岸関係は安全だ」とけん制した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報