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【国際】

「トランプ氏無能」と外交文書 英の駐米大使が辞任

米ワシントンの英国大使館でのイベントで2017年10月、ホストを務めるダロック駐米大使=AP・共同

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 【ロンドン=藤沢有哉】トランプ米政権を「無能だ」などと批判した外交文書を報道された英国のキム・ダロック駐米大使が辞任した。英外務省が十日、ダロック氏の辞意を受け入れたと発表した。

 外務省が公表したダロック氏の書簡で、同氏は「文書の漏洩(ろうえい)以来、私の立場と残りの在任期間についてたくさんの推測があるが、終止符を打ちたい」と述べた上で、「現在の状況では、自分の望む役割を果たすことは不可能だ」などと辞意を表明した。同氏は二〇一六年一月、四年間の任期で駐米大使に就任していた。

 メイ英首相はこの日の英下院で、同日朝にダロック氏と話したことを明かし、「良い政府は公務員が率直な助言をできることにかかっている」と述べ、政府職員に今回の事案を受けても、萎縮しないように呼び掛けた。英外務省は、外交文書の漏洩の経緯に関して調査している。

 ダロック氏が本国へ送った外電などの内容については、英紙デーリー・メールが報道。「この政権が正常化するとは思わない」などの批判があった。これに対し、トランプ大統領はツイッターで「彼をもはや一切相手にしない」と述べて怒りをあらわにしつつ、メイ氏の欧州連合(EU)離脱問題への対応も批判。米英関係に影響を与えていた。

 

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