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【国際】

イランが英船拿捕未遂 ホルムズ海峡付近 英海軍が阻止

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 【ワシントン=共同】米CNNテレビは十日、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡付近で同日、英国のタンカーの拿捕(だほ)を試みたと報じた。護衛していた英海軍フリゲート艦の警告により未遂に終わったとしている。米当局者の話として伝えた。英領ジブラルタル沖でのイランのタンカー拿捕に対する報復を狙った可能性がある。

 トランプ米政権は同海峡近くで民間船舶の安全確保のため、同盟国の軍との有志連合結成を目指している。今回の未遂事件を受け、動きが加速する可能性がある。中東地域などを管轄する米中央軍の報道官は「航行の自由に対する脅威は国際的な解決策を必要としている。世界的な繁栄の根幹を保護、維持することは全ての国の責務だ」と強調した。

 英国のタンカーはペルシャ湾からホルムズ海峡へ航行中、革命防衛隊の小型船五隻から針路を変えてイラン領海付近で停船するよう指示された。英海軍のフリゲート艦「モントローズ」が機銃を向けて小型船にやめるよう警告すると、小型船は引き下がったという。米軍機が上空から映像を撮影したとしている。

 ジブラルタル当局は四日、欧州連合(EU)の制裁に反してシリアに原油を輸送しようとしたとしてイランの大型タンカーを拿捕。イラン側は米国の要請を受けた英海兵隊がジブラルタル当局を支援したと非難し、報復を示唆していた。

 ホルムズ海峡を巡っては、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長が九日、日本などのタンカーが攻撃された事件に伴う措置として、有志連合を結成して警護に当たる考えを表明。既に関係国と調整中で数週間以内に参加を募るとしている。

 

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