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【国際】

本土境界へデモ拡大 香港 警官と衝突、拘束

14日、「逃亡犯条例」改正案の完全撤回などを求め、香港・新界地区でデモ行進する人たち=共同

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 【上海=浅井正智】香港から犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」の改正に反対するデモが十四日、香港のベッドタウンで本土と隣接する新界地区で行われた。地域団体などがネット上で参加を呼びかけ、主催者発表で十一万五千人(警察発表二万八千人)が参加。警官隊がデモ隊に催涙スプレーを浴びせるなど衝突する場面もあり、車道を占拠していた若者ら数人が拘束され、負傷者も出た。

 百万人規模となった先月のデモには数の上では及ばないものの、週末ごとのデモが恒例化し、抗議活動が香港社会に定着しつつある。一連のデモの中では中心部から最も離れた地域で、地域的にも広がりを見せている。

 参加者たちは「悪法の撤回を」と書かれた幕を手に、改正案の完全撤回を求めた。要求の中には当初はなかった「真の普通選挙」実現も含まれており、条例改正案反対を超え、政府に対する抵抗運動の様相を呈してきた。

 十四日には、香港の報道機関で働く関係者らが香港島中心部でデモを行った。条例改正反対デモの取材中に、警官に妨害されたことに対する抗議で、「警官は暴力をやめ、報道の自由を守れ」というプラカードを掲げて行進した。

 

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