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【国際】

イラン制裁手続き見送り EU外相理事会「核合意順守を」

 【ロンドン=藤沢有哉】イラン核問題で欧米とイランの緊張が高まる中、欧州連合(EU)は十五日、ブリュッセルで外相理事会を開き、核合意維持の必要性で一致した。

 ロイター通信によると、EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は記者会見で、イランによる核合意の一部履行停止について、「まだ重大な不履行ではない」と指摘し、国連制裁の再開につながる可能性がある紛争解決手続きの発動は否定した。米制裁を回避してイランとの貿易を継続する「貿易取引支援機関(INSTEX)」の運用拡充などで、緊張緩和を目指す考えを示した。

 モゲリーニ氏は「イランとの核合意は生きている。完全な順守に戻ってほしい」と強調した。

 一方、核合意に残る英仏独は外相理事会に先立つ十四日、「米国の制裁とイランの核合意の一部履行停止による緊張で、核合意の崩壊の危険性を懸念する」と警告する共同声明を発表。「合意の存続はイランの完全な順守にかかっている」などと訴えた。

 

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