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【国際】

友人接待に不正公費利用 仏環境相が辞任表明

 【パリ=竹田佳彦】フランスのドルジ環境相(45)は十六日、辞任を表明した。ドルジ氏は、不正な公費利用など複数の疑惑が持ち上がり、批判にさらされている。釈明を繰り返してきたが、職責を果たせないとして辞任を決めた。

 疑惑は、仏調査報道機関メディアパルトが十日以降に報じた。下院議長時代の二〇一七〜一八年、妻の友人らを繰り返し公邸に招き、公費で高額なシャンパンやオマールエビを振る舞ったとされる。環境相公邸の高額改装疑惑や所得税の課税逃れ疑惑もかけられた。

 ドルジ氏は「夕食会は仕事の一環」「寄付による税金の減免を受けている」と説明したが、出張先で市民がオマールエビの人形を掲げる抗議活動を展開。批判の矛先は、マクロン大統領にも向かっていた。

 ドルジ氏は十六日「身の潔白の証明に力を注ぐことで、大統領と首相に負託された大臣職を全うできなくなる」として、辞表を提出したと明らかにした。

 著名な環境活動家のニコラ・ユロ前環境相が「政権に失望した」として二〇一八年八月末に辞任後、後任を務めていた。

 

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