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【国際】

米バークリー市 性差別用語を見直し マンホール→メンテナンスホール マンパワー→ワークフォース

 【ニューヨーク=赤川肇】「マンホール」は使わない−。米西部カリフォルニア州バークリー市議会が、市条例の中で使われている性差別的とみられる用語や代名詞を随時見直し、中立的な表現に差し替えていくと定めた条例案を全会一致で承認した。地元紙サンフランシスコ・クロニクルなどが伝えた。

 承認は十六日付。新しい条例では、まず修正する用語として約三十例を列挙。具体的には、男性を指す場合が多い「man(人)」と「hole(穴)」が語源とされる「マンホール」は「メンテナンスホール」に、人的資源や労働力を意味する「マンパワー」は「ワークフォース」などにそれぞれ置き換える。

 男女いずれにも分類されない「ノンバイナリー」と呼ばれる性認識の人々にも配慮し、「he(彼)」や「she(彼女)」など特定の性別を示す代名詞も使わないようにする。

 条例案を提出した市議会最年少のリジェル・ロビンソン市議(23)は、CNNテレビに「言葉には力がある。小さくても重要な動きだ」と強調した。

 バークリーは、一九六〇年代にフリースピーチ(言論の自由)運動の先駆けとなったカリフォルニア大学バークリー校もあり、リベラルな地域性で知られる。

 

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