東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

英「欧州主導で船舶保護」 タンカー拿捕 米有志連合と一線か

 【ロンドン=藤沢有哉】ペルシャ湾のホルムズ海峡で起きたイランによる英国船籍のタンカー拿捕(だほ)を受け、ハント英外相は二十二日、欧州主導による船舶保護態勢の構築を目指す方針を発表した。同海峡での共同の船舶警護を想定しているとみられるが、イラン核合意を離脱した米国も既に有志連合結成を呼び掛けている。ハント氏は協力に含みを持たせたが、米国と一線を画すことで核合意の維持を目指す考えとみられる。

 ハント氏は英下院で、「ホルムズ海峡での航海の安全を守るため、欧州主導による船舶保護態勢の構築を模索する」と表明。「もし同じ行動を続けるならば、海岸線沿いにさらに大規模な西側諸国の軍隊を受け入れねばならない」とイランに警告したが、保護態勢の具体的な仕組みや実施時期は明言しなかった。

 米国の有志連合構想に関しては「有志連合との補完について最善の方策を話し合う」と言及。ただ、「われわれは核合意を支持しているので、イランに対する米国の最大限の圧力政策の一部にはならない」と訴えた。

 米国の経済制裁に対抗して核合意の履行を一部停止したイランに対し、合意に残る英仏独などは順守を求めている。ただ、英国によるイランの大型タンカー拿捕に続いてイランが英タンカーを拿捕したため、両国の関係は悪化している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報