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【国際】

北朝鮮が短距離ミサイル 2発、日本海430キロ飛行

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 【ソウル=中村彰宏】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は二十五日午前五時三十四分ごろと同五十七分ごろ、東部虎島(ホド)半島付近から日本海に向けて二発の飛翔(ひしょう)体を発射した。高度五十〜六十キロ、飛行距離は約四百三十キロ。二発目はさらに飛行距離が長かったとみられるが、同本部は「いずれも短距離ミサイルとみられる」と説明した。米韓当局が詳細な分析を急いでいる。

 韓国国防省の報道官は同日の会見で「朝鮮半島の軍事的緊張緩和の助けにならないこのような行為は、中断するよう求める」と述べた。

 北朝鮮は五月四日と九日に飛翔体を発射し、日米は国連の制裁決議違反となる短距離弾道ミサイルと分析。今回の飛距離や航跡が五月の発射と類似しており、同本部は同種のミサイルとみている。

 北朝鮮は八月に予定される米韓合同軍事演習を繰り返し批判し、北朝鮮外務省は十六日、演習が北朝鮮を標的にしたものだと非難。演習を中止しなければ、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射試験の再開もあり得ると示唆していた。今回の発射は、訓練実施へのけん制とみられる。

 トランプ米大統領と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は六月末、南北の軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)で会談し非核化に向けた実務協議の再開で合意したが、北朝鮮が強硬姿勢に出たことで協議に影響する可能性がある。

 

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