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【国際】

韓国で日本製品の不買運動拡大

 【ソウル=境田未緒】日本政府による対韓輸出規制強化を巡って韓国の李洛淵(イナギョン)首相は二十五日、政府内の会議で「事態をこれ以上、悪化させず、外交的協議を通して解決策を探そう」と日本側に呼び掛けた。

 李氏は、日本政府が輸出先として信頼できる「ホワイト国」から韓国を除外する手続きを進めていることに関して「もし日本が状況をさらに悪化させるとしたら予期せぬ事態につながる恐れがある」と警告した。

 スイスのジュネーブで二十四日まで開かれていた世界貿易機関(WTO)の一般理事会では、韓国側が日本側に二国間協議に応じるよう提案したが、日本側は拒否して平行線のまま終わった。

 韓国では、日本製品の不買運動が広がっている。世論調査会社リアルメーターが二十四日に実施した調査によると、不買運動に参加している人は62・8%で、日本政府が半導体材料三品目の輸出規制強化を始めた後の今月十日に比べて15ポイント近く上昇。特に保守層での増加が目立った。

 文在寅(ムンジェイン)大統領の支持率(二十二〜二十四日)は54%と前週より2・2ポイント上がり、昨年十一月の第二週以降で最も高くなった。リアルメーターは「不買運動を含む反日感情が保守層まで拡散し、政府による一連の対応やメッセージが世論の信頼を得ている」と分析している。

 

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