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【国際】

欧州熱波 独仏で42.6度 パリ、72年ぶり最高気温更新

 【パリ=竹田佳彦、ベルリン=近藤晶、ロンドン=藤沢有哉】欧州は二十五日、アフリカ大陸からの猛烈な熱波の影響で猛暑となり、各地で観測史上の最高気温を更新した。夏季休暇シーズンだが、高温の影響で鉄道は遅延や運休するなど大幅に乱れた。二十六日には暑さが和らぐ見込み。

 フランスは北部を中心に気温が上がり、パリで過去最高の四二・六度を記録した。従来の最高気温は一九四七年七月の四〇・四度で、七十二年ぶりに更新した。ドイツ北西部リンゲンは四二・六度、オランダ南部ギルゼ・レイエンは四〇・七度で、いずれも観測史上の最高気温となった。

 英国では南東部ケンブリッジが過去二番目に高い三八・一度だった。七月に限れば二〇一五年の三六・七度を上回り、最も高い。

 猛暑の影響は日常生活にも及んだ。建物内や公共交通機関に空調設備が乏しいフランスでは、臨時休業や急きょ自宅勤務にする企業などが続出した。

 ベルギーやフランス、オランダをつなぐ高速列車タリスは二十五日、「例外的な気象条件で大混乱が起きた」として、全線のチケット販売を中止。別の高速列車ユーロスターは、送電線の異常や線路の変形などへの懸念から速度を落として運行したり、一部運休したりした。

 DPA通信によると、独北部グローンデでは、川の水を冷却水に利用する原発が二十六日に運転を停止する見通し。水温が上昇した川に温まった水を放水すれば、生態系に影響を及ぼす恐れがあるためという。

 

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