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【国際】

トランプ氏、また差別的攻撃「ネズミはびこる場所」 黒人下院議員の選挙区を酷評

 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領は二十七日のツイッターで、野党民主党の黒人下院議員カミングス監視・政府改革委員長を攻撃し、東部メリーランド州ボルティモアの地元選挙区を「ネズミがはびこり、吐き気がするめちゃくちゃなところだ」などと酷評した。政権の移民政策などが批判されたためだが、民主党や地元市長から「人種差別的だ」などと非難の声が上がっている。

 トランプ氏は「カミングス氏は南部国境の警備隊やその状況について叫んできたが、彼の選挙区の方が実際ははるかに危険でひどい。米国で最悪とみられている」などと批判。「なぜ多くの資金が投入されたのに米国で最も危険なのか。あそこに住みたい人間はいない」などと書き連ねた。

 これに対し、民主党のペロシ下院議長は「人種差別的攻撃だ」などと批判したほか、大統領選への立候補を表明しているウォーレン上院議員も「許しがたい人種差別発言だ。議員と選挙区の住民に対する侮辱だ」などと反発。ボルティモアのヤング市長も「トランプ氏の攻撃は有害で危険だ。ボルティモア市民や世界を失望させた」と非難した。米メディアによると、ボルティモアは全米で三番目に治安の悪い都市で、カミングス氏の選挙区は人口の53%が黒人。トランプ氏は、非白人の女性下院議員四人に「国に帰れ」などと発言し批判を浴びている。

 

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