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【国際】

ホルムズ海峡 有志連合「時間かかる」 米長官、調整難航認める

 【ワシントン=共同】ポンペオ米国務長官は二十九日、ワシントン市内での経済団体の会合で、中東・ホルムズ海峡の航行の安全確保を目指す米主導の有志連合の結成に関し「望んでいたよりも時間がかかるだろう」と述べ、各国との調整が長期化する見通しであることを明らかにした。米政府高官が調整長期化を公に認めるのは初めてとみられる。

 トランプ政権は早期に有志連合を結成し、イランへの圧力強化を図りたい考え。だがイランとの関係悪化への懸念や、イラン核合意から脱退し緊張を招いた米国への反発から参加に慎重な国が多く、日本も態度を明確にしていない。

 ポンペオ氏は有志連合について「ホルムズ海峡の航行に利害関係のある世界各国が参加する」と強調。「国際社会が重要性を理解していると確信している」と述べた上で「米国は重要な役割を果たす用意があるが、商業輸送を保護するために米国を支援する国々を必要としている」と訴えた。

 また、既にタンカーをイラン革命防衛隊に拿捕(だほ)され、ホルムズ海峡に軍艦を二隻派遣している英国を挙げて「英国と協力し(拿捕が)二度と起こらないよう抑止力を確立する」と述べた。

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長が今月上旬、構想を初めて表明。米政府は十九日と二十五日に日本など六十カ国以上を招き、有志連合に関する会合を非公開で開催した。

 

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