東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

北、短距離ミサイル2発 高度30キロ、迎撃難しく

 【ソウル=中村彰宏】北朝鮮は三十一日、東部の元山(ウォンサン)付近から二発の短距離弾道ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部によると、高度三十キロ、飛行距離は約二百五十キロ。北朝鮮は二十五日にも短距離弾道ミサイルを発射したばかりで、米韓合同軍事演習の中止などを求め、米韓にさらなる圧力をかける狙いがありそうだ。

 二十五日に発射したミサイルは、高度約五十キロで約六百キロ飛行。同本部は、迎撃が難しいロシア製の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」を基にした「KN23」とみている。

 今回も同様のミサイルとみられるが、高度が低い。高度が低いほど迎撃ミサイルでの対応は困難とされ、聯合ニュースは、韓国軍関係者の話として「迎撃回避の能力を誇示し、低高度で発射した時の飛行性能をテストする意図がある」との見方を伝えた。

 北朝鮮は二十六日、国営メディアで前日のミサイル発射を伝え、文在寅(ムンジェイン)政権に対し八月五日に始まる米韓合同軍事演習や、最新鋭ステルス戦闘機F35の導入の中止を要求。今回の発射は、韓国政府が演習を実施する方針を変えていないことへの反発とみられ、今後も発射を繰り返す可能性がある。

 トランプ米大統領は前回の発射後、短距離弾道ミサイルは問題視しない姿勢を示している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報