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【国際】

米情報長官の指名、わずか5日で撤回 トランプ氏、適性疑問視され

 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領は二日、中央情報局(CIA)などを統括する国家情報長官として五日前に指名を表明したばかりの与党共和党ラットクリフ下院議員の人事案を、撤回すると明らかにした。トランプ氏への忠誠心の強さによって選ばれたと批判されていたことに加え、検事時代の実績への疑念も浮上するなど、適性を疑問視された。

 トランプ氏は、先月の下院公聴会でロシア疑惑を捜査したモラー元特別検察官を激しく攻撃したラットクリフ氏を気に入っていたという。

 就任には上院での承認が必要だが、「情報機関のトップとして政治的すぎる」などと批判されていた。さらに、選挙運動や議会のウェブサイトでテキサス州の連邦検察官時代に「一日に三百人の違法移民を逮捕した」などと主張していたことが誇張だったと米メディアから指摘された。

 ラットクリフ氏は二日、情報機関を巡る議論が「政治的、党派的問題になってしまう」と辞退を申し入れたとツイッターで明らかにした。トランプ氏も二日、ラットクリフ氏に「今後何カ月も誹謗(ひぼう)中傷を受けることが、彼や家族にとってどれだけつらいことになるか説明した」と語った。

 

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