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【国際】

ソウル反日抗議拡大 日本大使館周辺、ろうそく掲げ

3日、ソウル中心部で行われた集会で、韓国への輸出規制を強化した安倍政権に抗議する人たち=境田未緒撮影

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 【ソウル=境田未緒】貿易管理上の「輸出優遇国」から韓国を外すと決めたことを受け、ソウル中心部の日本大使館付近で三日、日本政府への大規模な抗議集会が開かれた。参加者はプラカードを手に「安倍政権を糾弾する」などと声を上げた。

 日本大使館近くの慰安婦を象徴する少女像の前では複数の抗議集会が開かれ、午後七時からの集会は、労働組合や市民団体など約六百八十団体が加わる実行委が開催。不買運動を指示する「ボイコットジャパン」と書かれたTシャツなどを着た参加者も多かった。夜には朴槿恵(パククネ)前政権を退陣に追い込んだ集会にならい、ろうそくを掲げた。

 こうした集会は、日本が半導体材料の輸出規制を強化後の七月二十日から毎週土曜夜に市中心部で開かれてきた。三回目の今回は参加者がこれまでの倍以上に膨れあがった。

 近くの繁華街に遊びに来ていて、集会があると聞いて参加したというソウル市内の会社員女性、金〓栄(キムミンヨン)さん(40)は「今回の日本の不当な措置で、韓国はまだ本当に独立していないと思った。安倍政権は韓国をばかにしている」と話した。

 一方、韓国政府は同日、臨時閣議を開き、前日に国会を通過した五兆八千億ウォン(約五千百三十億円)の補正予算案を議決。うち二千七百億ウォンは日本の輸出規制への対応に充てられる。李洛淵(イナギョン)首相は閣議で「日本は超えてはいけない線を超えた」と非難した。

※〓は日へんに文

 

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