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【国際】

米テキサス銃乱射 いすの下に身潜め、連射音

 【ニューヨーク=赤川肇】夏休みの土曜日、親子連れらでにぎわうショッピングモールは、一転して惨劇の場と化した。米南部テキサス州エルパソで起きた銃乱射事件で、被害を免れた人々は、血を流して動かない人たちを横目に「走れ!」と息を切らして逃げ惑った。

 「パン、パンパンパン…」。インターネットのソーシャルメディア上には、事件の主な現場となったモール内にある大型量販店「ウォルマート」の店内とみられる動画もあり、長いすの下に身を潜める人の様子とともに、銃声らしき断続的な連射音が捉えられた。店外の動画では、複数人がうつぶせに倒れて微動だにせず、「助けて! CPR(心肺蘇生法)が必要だ」という女性の叫び声も。現地からのテレビ映像では、親子連れらが両手を挙げながら屋外に誘導されたり、抱き合ったりし、警官が「落ち着いて」と呼び掛けていた。

 近くのスポーツ用品店にいた米陸軍特技兵のグレンドン・オークリーさんは、地元メディアの取材に、店に入ってきた子どもが「ウォルマートで銃撃だ!」と言うのを聞いたが、店を出て銃声を聞くまで信じられなかったと明かした。

 オークリーさんは携行していた銃を手に立ち向かおうとしたが、目に入ったのは、保護者らと離れ離れになり泣きながら逃げ回る大勢の子どもらの姿。近くにいた人と協力し、できるだけ多くの子どもらを避難させたという。

 

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