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【国際】

米テキサス乱射 国内テロで捜査

4日、米テキサス州エルパソで、銃乱射事件があったショッピングモール近くで花などを供える女性=共同

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 【エルパソ=共同】米南部テキサス州エルパソのショッピングモールで三日に二十人が死亡した銃乱射事件で、地元の司法当局者は四日の記者会見で「国内テロ」として捜査し、逮捕したパトリック・クルシウス容疑者(21)の動機解明を急ぐ考えを明らかにした。

 警察や連邦捜査局(FBI)はヒスパニック(中南米系)に対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性が高いとみている。メキシコのエブラルド外相は四日、事件で七人のメキシコ人が死亡したと確認、「米国におけるメキシコ人へのテロだ」と激しく非難した。メキシコで裁くため容疑者引き渡しを求めることも検討する考えを示した。

 二〇一七年一月のトランプ政権発足以降、米国ではユダヤ人や黒人、性的少数者(LGBT)などへの憎悪犯罪が増加。トランプ大統領の人種差別を容認するような言動が助長しているとの見方が強く、来年の大統領選に向け民主党が攻撃を強めるのは確実だ。

 トランプ氏は四日、記者団に憎悪犯罪は許されないと語る一方で「(容疑者は)深刻な精神障害だ」と強調、自身の発言とは無関係との認識をにじませた。事件に関する声明を五日に出すことも明らかにした。

 クルシウス容疑者の犯行声明とされる文書では、今回の事件は、自分が住むテキサス州で増え続けるヒスパニックの「侵略」への攻撃だと正当化した。

 

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