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【国際】

香港で大規模スト200便超欠航 地下鉄も一時運休、7カ所で抗議集会

5日、香港で、催涙ガスの煙が漂う中、幹線道路を占拠するデモ隊=共同

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 【香港=浅井正智】香港から犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する大規模ストライキが五日、香港各地で行われた。香港国際空港では二百便以上が欠航になったほか、地下鉄もストップするなど交通機関が混乱。抗議集会も行われ、一部で警官隊と衝突し、香港メディアによるとこの日だけで少なくとも八十二人が逮捕された。

 地下鉄各駅では午前七時(日本時間同八時)ごろから反対派市民が列車のドアの開閉を妨害して運行を阻止。先を急ぐ市民とつかみ合う光景が至るところで見られたものの、正午すぎから順次正常化した。このほか香港島と九竜半島を結ぶ海底トンネルや一部の幹線道路には障害物が置かれ、車両の通行に支障が出た。

 午後には香港の七カ所で抗議集会が行われた。政府庁舎近くの公園で開かれた集会では、二〇一四年の雨傘運動の元リーダー、周庭(しゅうてい)さん(22)が「香港人は民主、自由を勝ち取る決心だ」と声を張り上げた。参加者の一部は政府庁舎前の道路を占拠したため、警官隊が催涙弾を使い排除した。

 九竜地区・黄大仙の集会でも一部参加者が警官隊に傘などを投げつけ、警官隊が催涙弾を発射した。

 一方、政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は記者会見し、「デモ隊の暴力はエスカレートし、香港に危険な状況をもたらしている」と非難。香港警察は、抗議運動が始まった六月から今月五日までにデモ参加者四百二十人を逮捕したことを明らかにした。

 

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